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発達障害(個性)をどのようにとらえるか

執筆者の写真: Koju IshizumiKoju Ishizumi

更新日:2020年12月20日





発達障害についての質問を受けたので

今日はこのことについて少しだけ

書いてみました。


発達障害ということば、存在が社会的にも

だんだん認知される時代になってきましたよね。



マンツーマン指導をしているとグレーゾーンの方や

発達障害のおこさまと交流する機会があります


仕事上で出会いますので

主に学習面での相談になります



普通のしつけが通用せず、数年にもわたって違和感を感じたり

生きづらさや育てにくさを感じたり



そもそも普通のしつけが通じないくらい

個性、特性が際立っているので



コミュニケーションの取り方を

変える必要があります。



どのような声かけをしていくのか?


コミュニケーションのあり方を見直す

よい機会にもなります。



今の社会制度やシステムというのは

いわゆる一般大衆の平均的なところに

フォーカスしたもののようにも感じます。


大部分の方が当てはまるであろうと思われる

普通と思われるところを基準にしているわけですね。



ところが、大多数がそこにあてはまるとしても



どうしても当てはまらない少数派の存在もいるわけです



世間一般では普通と

ちょっと違うよね。



というように、ネガティブな見方をされて、今の社会システム

制度になかなか馴染めないという子供たちや大人たちもいるわけです。



しかし、そもそも普通ってなあに?




っていうところも考えてみる必要があります。



時代によって、制度やシステムも変わりますから



普通と言われる価値基準そのものが

変わってきますよね



ですので、普通だと考えられてきた存在と

普通ではないと考えられてきた存在の境界線が

しだいに曖昧になり

溶け合うように融合し合い



今までは普通ではないと思われてきた人たちも

ふつうと思われている中に混じって

違和感なく生きていける環境や仕組みができてくるのが

これからの時代の大局的な流れだと感じるのです



これからの時代は、二極化から価値観の多様化へと

ますます加速的に進んで行くだろうと感じています



みんな一律に同じような教育をしようとしても

ひとり一人の個が際立っていくにつれ


一つの箱という教室の中ではおさまらない子供たちも

でてくるわけで


多様なニーズに応えうる環境整備が求められています



その対応策の一つとしてオンライン教育による

デジタル化が進むことによって


ひとり一人の個別のニーズに合った

環境システムを再構築し


様々な課題を解決する糸口が見つかる可能性が見えてきます。



今までの時代では生きづらさを感じてきた

発達障害のひとたちが




これからの時代においては

みんな違う個性で当たり前



異なる感性や感覚を持っていることが

当たり前のように感じる時代に

だんだん変わっていくのではないでしょうか



ひとり一人が異なる感性や特性があるのは自然なことである

という、ごくごく当たり前のような世界



時代の変化、変容の波の中で

今まで認められなかった才能が形となり

表に出て認められるようになるのでは

ないだろうか…



今までの時代では障害、障壁となってきたことが



新しい時代の変化に伴い

個性として受け入れられる、温かくて柔らかい時代になれば

それが明るい未来への希望となり



時代の先駆者、時代を先取りする感性をもった存在として

輝く社会になります



ですので、発達障害というよりも

発達個性というのがしっくりくる

時代になるんじゃないのかな



他とは異なる感覚、特性を個性として尊重し

認め合うことが自然にできる

あたたかくて、やわらかい世界の到来



そのためには、誰かに認めてもらえなければ

価値がないと思うのではなく




まずは自分で自分を認め評価し

自分の個性を勇気を出して

表現することが大切です



親御さんがお子様の一番の良き

理解者になってあげることができれば

いいですよね




また少しづつお伝えできればと思います


いつもありがとうございます。


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